古い建築基準法で建てられた家は耐震性に問題がありがちです。リフォームをするなら、耐震補強も併せて検討してみましょう。
古い家は基礎の部分に問題があることが多いです。鉄筋が入っていないことも多いですし、入っている場合でも沈んでいたり、動いていたり、いろいろな問題があります。外側から見て問題がなさそうでも、底盤がないものもあり、底盤がないと不安定で地震には弱くなります。補強方法の一つが、ベタ基礎化。床下全面に鉄筋を組んで厚いコンクリートを打つというものです。全面がコンクリートの盤のようになって建物を支えるようになります。
外側からチェックしただけではわからなくても、壁や床を剥がしてみると、木材が湿気で腐っていたり、シロアリの被害にあっていることがあります。築25年以上の家では浴室や洗面室、キッチンの土台と柱の下のほうがボロボロに腐っていることがかなり多いです。木が腐っていたら、ちょっとした揺れでもひとたまりもないでしょう。その部分は新しい土台や柱に取り替えなければなりません。
家のコーナー部分など必要な箇所に筋交いが入っているかどうかは、小屋裏から確認したり、壁を叩いて調べます。それである程度わかりますので、補強設計ができます。ただ筋交いが入っていても、木材が薄かったり、釘で留めてあったりすると効果は低くなります。筋交いのない部分には、あらたに筋交いをつくって、専用金物で留めていきます。また、ほかの接合部も金物で補強します。また、筋交いの代わりに耐震ボードを用いる方法もあります。